低スペックPCでfpsを上げる方法8選|無料対策から限界ラインまで数値で解説【2026年版】

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「設定を下げてもfpsが上がらない」「重いゲームを軽くしたい」
低スペックPCでゲームをプレイしている方は、こういった悩みを抱えがちです。
設定変更でfpsを改善することは可能ですが、改善には優先順位があり、やっても意味のない対策も存在します。

この記事では効果の高い順に対策を整理し、fps改善目安を数値で示します。
「できること」と「できないこと」を明確に伝えるので、無駄な試行錯誤を省くことができます。

【結論】低スペックPCでfpsを上げる対策|優先順位と改善目安

最も効果が高いのは解像度変更とGPU負荷軽減です。
設定変更で対応できる範囲には限界があり、GPU性能自体が低い場合は買い替えが最終解になります。
まず「無料でできること」を全て試し、それでも足りなければ「有料の改善」を検討する順番が最も費用対効果が高いです。

【fps改善 優先順位ランキング】

🥇 1位:解像度変更 → fps改善目安:+20〜50% 費用:無料

🥈 2位:影・描画距離を下げる → fps改善目安:+10〜25% 費用:無料

🥉 3位:DLSS / FSR 有効化 → fps改善目安:+30〜80% 費用:無料(対応ゲームのみ)

4位:バックグラウンドプロセス停止 → fps改善目安:+5〜15% 費用:無料

5位:Windows最適化(電源プラン・ゲームモード) → fps改善目安:+3〜10% 費用:無料

6位:メモリ増設(8GB→16GB・デュアルチャネル化) → fps改善目安:+5〜20% 費用:3,000〜12,000円

7位:SSD換装(HDD→NVMe) → スタッター解消。fps自体の改善:+0〜10% 費用:5,000〜12,000円

8位:GPU交換 → fps改善目安:+50〜200%以上 費用:15,000円〜

この記事でわかること

  • fps改善の優先順位と各対策の効果目安(数値付き)
  • やっても意味が薄い・逆効果になる対策
  • 症状別(常時低fps・カクつき・戦闘時のみ)の対策分け
  • 内蔵GPU・GTX/RTX低グレード別の限界ライン
  • 無料対策で限界が来たときの有料改善と買い替え判断

対策① 解像度変更|fps改善目安 +20〜50%【最優先・無料】

GPUが1フレームに処理するピクセル数は解像度に比例します。
解像度を下げることはGPU負荷を直接削減する、最も費用対効果が高い対策です。

解像度の変更 ピクセル数の変化 fps改善目安
1920×1080 → 1280×720約56%削減+30〜50%
1920×1080 → 1600×900約30%削減+15〜25%
1920×1080 → 1920×1080(解像度スケーリング75%)約44%削減+20〜40%

やる前 / やった後の比較例:
GTX 1050 Ti搭載PCでApex Legendsを1080p・中設定でプレイ → 平均42fps
→ 720pに変更後 → 平均63fps(+50%改善
解像度スケーリング75%を使うと画面解像度はそのままで処理負荷だけ下げられるため、モニター品質を落とさずに改善できます。

対策② 影・描画距離を下げる|fps改善目安 +10〜25%【無料】

GPU負荷の中でも「影(シャドウ)」と「描画距離(View Distance)」の2つは特に重く、下げた際の改善効果が大きいです。

設定項目 推奨変更 fps改善目安 体感への影響
影の品質高 → 低 or OFF+10〜20%影のリアル感が落ちるが、ゲームプレイには影響なし
描画距離最大 → 中+5〜15%遠くのオブジェクトが遅れてロード。探索ゲームで体感しやすい
アンビエントオクルージョン(AO)ON → OFF+3〜8%物体の接地感が薄れる程度。ゲームプレイへの影響は少ない
レンダリング品質(グローバル)最高 → 中+15〜25%全体的な描画品質が下がる

反対に下げても効果が薄い設定:テクスチャ品質(VRAM使用量に影響するが、fpsへの直接効果は低い)、アンチエイリアス(画質は落ちるが改善幅が小さい場合が多い)

対策③ DLSS / FSR 有効化|fps改善目安 +30〜80%【無料・対応ゲームのみ】

対応ゲームであれば最もfpsが伸びる対策です。ゲーム内設定から数クリックで有効化できます。

技術 対応GPU fps改善目安 画質の低下
DLSS 3(NVIDIAのみ)GTX 16系・RTX 20系以上+30〜60%「バランス」モードでほぼ目立たない
FSR 2/3(AMD / 全GPU対応)IntelとAMDのGPU含む全GPU+30〜80%「バランス」モードでやや画質が落ちる
Intel XeSSIntel Arc + 全GPU(互換モード)+20〜50%Arc GPUの場合は高品質。他GPUは画質がやや落ちる

FSRはNVIDIA・AMD・Intelの全GPUで動作します。GTX 1060などの古いGPUでもFSR対応ゲームなら有効化できます。
「パフォーマンス」モードは画質が大きく落ちるため、通常は「バランス」または「クオリティ」から試すことを推奨します。

対策④ バックグラウンドプロセス停止|fps改善目安 +5〜15%【無料】

低スペックPCではCPU・メモリのリソースが限られているため、ゲーム外のプロセスが競合するとfpsに直接影響します。

  • 停止すべきアプリ(ゲーム前に終了):ブラウザ(Chrome・Edge)、Discord(ビデオ処理が重い)、OneDrive・Dropboxの同期、配信ソフト(OBS)、ウイルス対策ソフトのスキャン中
  • 確認方法:タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)→ プロセスタブ → CPU列をソートし、ゲーム以外で5%以上消費しているプロセスを終了する
  • Windowsゲームモード:設定 → ゲーム → ゲームモード → ON。Windowsが自動でバックグラウンド処理を制限する

やる前 / やった後の比較例:
16GB(シングルチャネル)PCでChromeタブ10枚・Discord起動状態でFortniteを起動 → 平均38fps
→ ブラウザ・Discord終了後 → 平均44fps(+16%改善

対策⑤ Windows最適化|fps改善目安 +3〜10%【無料】

設定項目 操作方法 効果
電源プラン → 高パフォーマンス設定 → 電源とスリープ → 電源の追加設定 → 高パフォーマンス省電力でのCPUクロック制限が解除。fps改善 +3〜8%
ゲームモード ON設定 → ゲーム → ゲームモード → オンバックグラウンド処理を自動制限。ランダムスタッター軽減
ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリング ON設定 → システム → ディスプレイ → グラフィック設定GPU処理の効率が上がる。改善幅は環境により異なる(+0〜10%)
グラフィックドライバを最新版に更新NVIDIA GeForce Experience または AMD Radeon Softwareから更新特定ゲームでの最適化パッチが含まれる。効果は不定だが無料なので実施推奨

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症状別対策|常時低fps・カクつき・戦闘時のみの原因は違う

症状 主な原因 最初に試す対策
常時fps低い(ずっと30fps以下)GPU性能不足・解像度が高すぎる解像度変更・FSR/DLSS有効化・グラフィック設定を全体的に下げる
一瞬カクつく(平均fpsは高い)CPU・ストレージ・バックグラウンド処理バックグラウンドプロセス停止・HDD→SSD換装・電源プラン変更
戦闘時だけfps低下CPUボトルネック・パーティクル処理NPC数・パーティクル密度設定を下げる・電源プランを高パフォーマンスに
長時間プレイ後にfps低下温度上昇(サーマルスロットリング)エアダスター清掃・CPUグリス塗り直し・ケースファン追加

症状別の詳しい原因特定方法はスタッター(カクつき)の原因と対策戦闘時のfps低下原因と対策も合わせて参照してください。

スペック別の限界ライン|どこまでfpsが出るか

設定を最低にしてもfpsが出ない場合はGPU性能の絶対的な上限です。設定変更で越えられる限界ではありません。

GPU 軽量ゲーム(Valorant・Apex等) 中程度ゲーム(原神・FF14等) 重量級ゲーム(Cyberpunk・ARK等)
内蔵GPU(Intel UHD 630)30〜60fps(低設定1080p)15〜30fps(低設定1080p)まともに動かない
内蔵GPU(Intel Iris Xe)60〜100fps(低設定1080p)30〜50fps(低設定1080p)15fps以下
GTX 1050 Ti100〜200fps(低〜中設定)40〜70fps(低設定1080p)15〜30fps(最低設定)
GTX 1660 / 1660 Super144fps以上(中設定)60〜90fps(中設定1080p)30〜50fps(低設定1080p)
RTX 3060200fps以上100〜144fps(中〜高設定1080p)50〜80fps(中設定1080p)

上記の数値は1080p・最低〜低設定での目安です。実際のfpsはCPUやメモリ構成によって変動します。

NGな期待|低スペックPCで「144fps」は基本不可能

よくある期待 現実
「設定を全部最低にすれば144fps出る」NG。GPU性能の絶対的な上限があり、GTX 1050 Ti以下では重量級ゲームで60fps超えは困難
「Windows最適化だけで大幅改善できる」NG。電源プラン・ゲームモードの効果は+3〜10%程度。ハードウェアの限界は越えられない
「PCを”最適化”するフリーソフトで改善できる」NG。効果がないどころかバックグラウンドプロセスを増やして逆効果。マルウェアのリスクもある
「ドライバを削除して入れ直せば劇的に改善する」効果は限定的。ドライバのバグが原因の場合のみ有効。通常のfps改善には繋がらない
「メモリを増やせば重いゲームが快適になる」半分NG。メモリが8GB以下・シングルチャネルの場合は効果あり。16GB以上ある場合はGPUが本来の原因

「設定を変えれば内蔵GPUで重いゲームが動く」という情報をSNSで見ることがありますが、内蔵GPUでCyberpunk 2077やARK SAをまともにプレイするのは設定変更では不可能です。
無理なゲームに時間をかけるよりも、GPU交換・買い替えを検討した方が結果として安上がりになります。

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ゲームジャンル別|対策の効果の違い

ジャンル fps改善の主な対策 限界突破が難しい理由
FPS / TPS(Apex・Valorant・CoD等)解像度変更・影OFF・FSR/DLSS競技ゲームなので144fps目標が多く、GPUが弱いと設定変更では届かないケースがある
オープンワールド(原神・Cyberpunk等)描画距離・テクスチャ・FSRエリア移動時のストレージ読み込みがボトルネックになるため、SSD換装も有効
MOBA / RTS(LoL・Dota等)fps上限設定・バックグラウンド停止GPU負荷より、終盤の大規模戦でCPUがボトルネックになりやすい
MMORPGマルチプレイ(FF14・BDO等)他プレイヤー表示数削減・NPC密度設定大規模レイド・討滅戦でCPUとGPU両方に負荷が集中する
サンドボックス(Minecraft等)チャンク描画距離・影MOD無効化シェーダーMOD使用時はGPU負荷が大幅増加。MODなし本体は比較的軽い

有料改善|どこから投資するか

対策 費用目安 fps改善目安 おすすめの条件
メモリ増設(8GB→16GB or デュアルCH化)3,000〜12,000円+5〜20%現在8GB以下 or シングルチャネル構成
HDD → NVMe SSD換装5,000〜12,000円スタッター解消(常時fpsには影響小)HDDまたはSATA SSD搭載でロード時にカクつきがある場合
GPU交換(GTX 1060相当以上に)15,000〜60,000円+50〜200%以上無料対策を全て試してもfpsが目標に届かない場合
PCごと買い替え(BTO)15万円前後〜ほぼ全ての問題が解消PCが5年以上古い・内蔵GPU・メモリとストレージ以外の改善が必要な場合

GPU単体交換の注意点:古いPCへのGPU追加は「CPUのボトルネック」が発生する場合があります。
5年以上前のPCにRTX 4070を積んでもCPUがボトルネックとなり、GPU本来の性能が出ないことがあります。
PCの世代が古い場合はBTO丸ごと買い替えの方が費用対効果が高いことが多いです。

やってはいけない対策|逆効果・意味のない行動

NG行動 なぜNGか
PC高速化・最適化フリーソフトの導入効果がなく、バックグラウンド常駐でリソースを余計に消費する。マルウェアのリスクも高い
fps上限を完全に外す(キャップなし)GPU・CPUが限界まで動き続けて温度上昇。サーマルスロットリングで逆にfpsが不安定になるケースがある
ウイルス対策ソフトを無効化する改善効果は+1〜3%程度でリスクに見合わない。スキャン「スケジュール変更」で対処する方が安全
テクスチャ品質を最低にするテクスチャはVRAM使用量に影響するが、fps(処理速度)への直接改善効果は小さい。画質だけ大幅に下がる
仮想メモリ(ページファイル)を手動で最大化仮想メモリはストレージを使用するため物理メモリより数百倍遅い。設定変更してもfps改善には繋がらない

まとめ|無料対策から順番に試す

低スペックPCのfps改善は無料の設定変更から優先順位に従って試すことが重要です。
それでも解決しない場合、GPU性能が絶対的なボトルネックになっているため、パーツ交換または買い替えが根本解決になります。

フェーズ 対策 費用 改善目安
まず試す(無料)解像度・影・描画距離 変更 / FSR/DLSS有効化 / バックグラウンド停止 / 電源プラン変更無料合計 +30〜70%
次に試す(低コスト)メモリ増設 / SSD換装5,000〜12,000円スタッター解消・+5〜20%
最終手段(高コスト)GPU交換 / PC丸ごと買い替え15,000円〜+50〜200%以上

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