ゲーミングPCのSSDは1TBと2TBどっち?容量で後悔しない選び方

SSD 1TBと2TBの違いをゲーミングPC向けに比較するイメージ ゲーミングPC

※本記事には広告リンクが含まれます。価格・仕様・在庫は変動するため、購入前に公式サイトで最新情報を確認してください。

この記事の結論

  • 迷ったら1TBが標準。ゲーム3〜4本中心ならまず困りにくい
  • 録画・MOD・大型タイトルを複数入れるなら2TBが安心
  • 500GBは初心者には非推奨。OSと大型ゲーム数本で余裕がなくなりやすい
  • GPUやメモリを削ってまで2TBにする必要はありません。快適さはまず性能を優先
  • 購入前は「M.2スロットの空き」と「注文時の2TB差額」を確認する

ゲーミングPCを注文する前、SSD容量を「1TBのまま」か「2TBにカスタマイズ」するか迷う人は多いです。

結論は、普通に遊ぶなら1TB、録画・MOD・大型ゲームを長く入れっぱなしにするなら2TBです。500GBは安く見えても、購入後すぐ整理が必要になりやすいため初心者にはおすすめしません。

ただし、容量だけ増やせば快適になるわけではありません。GPUやメモリとのバランスを崩してSSDを2TBにしても、fpsや画質設定の改善には直結しない場合があります。

この記事では、1TBと2TBの実際の違い、用途別の判断目安、BTO購入時に見るべきカスタマイズ項目を整理します。

メモリとSSDの違い(初心者向け補足)

「メモリ(RAM)」はゲームを動かす作業スペースで、16〜32GBが目安。「SSD容量」はゲームデータを保存する場所で、1〜2TBが目安。役割が全く異なるため、メモリ容量の記事と混同しないよう注意したいです。

ゲーミングPCはSSD 1TBと2TBどっちを選ぶべき?

迷ったら1TBでよい人

次の条件に当てはまるなら、1TBで始めるのが自然な選択です。

  • 同時に入れておくゲームは3〜4本程度
  • 録画・配信は今のところしない
  • MOD(追加コンテンツ)は大量に入れない
  • 買い替え・増設を3〜5年で想定している

1TBはOSなど除いた実使用容量が750〜800GB程度確保できます。多くの初心者にとって最初の1〜2年は十分な余裕です。

最初から2TBを選ぶべき人

次のどれかに当てはまるなら、注文時に2TBへカスタマイズすることをおすすめします。

  • AAAタイトルを5本以上まとめてインストールしたい
  • ゲーム配信・録画を同じPCで管理したい
  • スカイリム・Minecraftなどのゲームでモッドを多用したい
  • 同じPCを5年以上使い続けるつもりがある
  • 途中で増設する手間を最初から省きたい

500GBを避けた方がいい理由

500GBはOS領域を差し引くと、ゲーム用に残る余白がかなり少なくなります。大型タイトルを2本入れた時点で整理が必要になるケースがあります。

BTOの最安価格帯に500GB構成が残っているモデルがあります。数千円の価格差は魅力ですが、初心者にはおすすめしにくいです。

OS領域を除くと実使用容量は350〜400GB程度。大型タイトル1〜2本でほぼ埋まる計算になります。「500GBでもよかった」と思う人より「500GBにしなければよかった」と思う人の方が多いです。

1TBと2TBで何が変わる?

入れられるゲーム本数の違い

容量 実用上の目安 向いている人
1TB 大型ゲーム7〜10本程度 遊ぶタイトルをある程度入れ替えられる人
2TB 大型ゲーム15〜20本以上 複数タイトルを入れっぱなしにしたい人

1TBの実使用容量は約750〜800GB。AAAタイトル(50〜100GB級)なら7〜10本程度が目安です。

2TBは実使用容量が約1.7TB。同じ条件で15〜20本以上確保できます。ゲームライブラリを積み上げたい人には余裕の差が大きいです。

録画・MOD・アップデート容量の違い

容量差が効くのは、ゲーム本体より周辺データです。録画、MOD、DLC、大型アップデートを同じSSDに置くなら2TBの安心感が大きくなります。

ゲームを遊ぶだけでなく、録画や配信データが積み重なると1TBは思ったより早く逼迫します。

1080p/60fps録画1時間で約10〜30GBが目安(設定による)。月に数十時間録画するなら、専用ストレージを別途考えた方がよい。

MODも数十〜数百MBのパックを複数入れると合計が大きくなります。2TBならその余白が広いです。

Cドライブの空き容量に余裕が出る違い

SSDは空き容量が少なくなると書き込み速度が下がることがあります。1TBなら150〜200GBの空きを残す運用が目安ですが、ゲームが増えるとその余白が削られやすいです。

2TBなら同じ本数のゲームを入れていても、物理的な空きに余裕が出ます。管理を気にせずプレイしたい人には2TBの恩恵が大きいです。

横にスクロールして表全体を確認できます
容量 向いている人 入れ方の目安 注意点 判断
1TB 初心者・汎用・最初の一台 AAA 7〜10本程度 録画・MOD多用で将来的に不足も 迷ったらこれ
2TB 録画・MOD・長期利用・複数タイトル AAA 15〜20本以上 1TBより高め。購入時カスタマイズが無難 用途が多い人に
500GB 軽量ゲーム専用・予算最優先 軽量タイトル専用 AAAタイトルやMODには不足しやすい 初心者には非推奨

ゲーム別に見る1TBと2TBの判断目安

以下はSteamおよび各公式ストアで確認した容量目安(2026年6月確認時点)。アップデートで変動するため「約」「目安」として扱ってください。

横にスクロールして表全体を確認できます
ゲーム傾向 代表例 容量の目安 1TB向き 2TB向き
軽量・インディー中心 Minecraft、VALORANT 約2GB〜数十GB △ 過剰
FPS・バトロワ複数本 Apex、Fortnite など 容量はタイトル・構成で変動
MMORPG・アクションRPG FF XIV、エルデンリング 60〜140GB
大型オープンワールド GTA V Enhanced、サイバーパンク2077 70〜105GB
AAAシューター大型 CoD: Modern Warfare III 150GB以上 ×
複数タイトル積み 上記を同時3本以上 合計150GB超

◎=余裕あり ○=使える △=注意 ×=ほぼ不向き。Steam・EA公式・FFXIV公式動作環境などを確認 2026年6月時点。

BTO購入時にSSD容量で後悔するパターン

安さだけで500GBを選ぶ

500GBは初期費用を下げられますが、購入後の整理コストが高くなります。初心者は最低1TBを基準にした方が扱いやすいです。

500GBモデルは数千円安く見えますが、AAAタイトルを1〜2本入れると実使用可能領域の半分以上が消えます。ゲームが増えるたびに何かを消す作業が発生し、快適に遊べない状況になります

2TBにした代わりにGPUを落とす

SSD容量は後から増やせますが、GPUの買い替えは費用が大きくなります。予算が限られるなら、まずGPUとメモリを優先します。

SSD容量を増やすために、GPU性能を1ランク落とす選択は避けたいです。SSDは後から増設できますが、GPUの交換は費用が大きくかかります。まず「SSD 1TB・GPU 高め」で揃え、必要なら後から増設する順番がおすすめです

増設スロットを確認しない

後から増設する前提なら、M.2スロットの空き数が重要です。仕様表で「使用済み/空き」の状態まで確認してください。

「後で増設すればよい」と考えて購入したものの、マザーボードのM.2スロットが1つしかなく空きがないケースがあります。増設前提で選ぶなら、仕様表の「M.2スロット空き数」を購入前に確認することが重要です。

録画やMODの保存先を考えていない

ゲームを遊ぶだけでなく、録画・スクリーンショット・MODデータ・DLCも容量を消費します。これらを同じSSDに入れ続けると、ゲーム本体の空きがすぐなくなります。

購入前に確認したい容量の落とし穴

  • 500GBは安くても、初心者には余白が少なすぎる
  • GPU・メモリを削ってまで2TBにするのは本末転倒
  • M.2スロットが1つしかないモデルは増設が難しい
  • 録画・MOD・DLCの保存先を先に考えておく

SSD容量別のおすすめBTO構成

ゲーミングPCのGPU CPU メモリ SSDを並べたパーツ解説イメージ

1TBで十分な構成

軽量〜中量のゲームを楽しみたい初心者、まず手頃な価格でゲーミングPCを試したい人向けです。後から2TB SSDを増設する余地があるかどうかも確認しておきましょう。

  • SSD:1TB NVMe
  • GPU目安:RTX 5060 Ti〜RTX 5070
  • メモリ:16GB〜32GB
  • 予算目安:15〜22万円前後(2026年6月時点・変動あり)

2TBにしたい構成

AAAタイトルを複数積んでおきたい人、録画・配信を始める予定がある人、5年以上同じPCを使い続けたい人に向く構成です。

  • SSD:2TB NVMe
  • GPU目安:RTX 5070 Ti以上
  • メモリ:32GB
  • 予算目安:25万円以上(2026年6月時点・変動あり)

後から増設前提の構成

  • 標準SSDは1TB以上を選ぶ
  • M.2スロットに空きがあるモデルを選ぶ
  • 保証条件と増設作業の難易度を事前に確認する

まず1TBで始め、M.2スロットに空きがあるモデルを選んでおく考え方です。空きスロットに1〜2TBのSSDを後から追加すれば合計2〜3TBにできます。ただし増設作業の手間と相性確認が必要になります。

各ショップの公式ページで最新の価格・構成・在庫を確認してください(情報は変動します)。

1TBと2TBのどちらを選ぶか診断

当てはまる数 おすすめ容量 判断の目安
0〜1個 1TB 遊ぶゲームが少なく、録画やMODも少ない
2〜3個 1TB+増設性 今は1TBで足りるが、後から増やせる構成が安心
4個以上 2TB 録画・MOD・大型ゲーム・長期利用のどれも重視する

以下のチェック項目に当てはまる数で、あなたに向く容量の目安を判断できます。

SSD容量かんたん診断

  • 同時に入れておきたいゲームが6本以上ある
  • 録画・配信データも同じPCで管理したい
  • MODやDLCをよく使う
  • 5年以上同じPCを使うつもりがある
  • ゲームを消して入れ替える作業を減らしたい

迷ったときの優先順位

まずGPUとメモリを削らない

SSD容量のためにGPUやメモリを落とすのは避けます。fpsや画質に効くのはまずGPU、同時作業の余裕に効くのはメモリです。

SSD容量は後から追加できますが、GPU性能は後から上げようとすると大きな費用がかかります。まずGPUとメモリを確保してから、残った予算でSSD容量を判断する順番が合理的です。

次に標準SSD 1TB以上を見る

標準SSDが500GBなら、1TBへの変更費用を確認します。差額が小さいなら、購入時点で1TBに上げる方が後悔しにくいです。

選んだモデルの標準SSDが1TB以上かどうかを確認しましょう。500GBが標準のモデルは、カスタマイズで1TBへ変更できるかどうかを見る。

1TBへの変更費用が5,000〜10,000円程度であれば、迷わず変更することをおすすめします。

余裕があれば2TBか増設性を見る

用途・本数・録画の有無を整理して、2TBが必要と判断したらカスタマイズで変更しましょう。2TBへの変更費用が予算を大きく圧迫するなら、増設スロットの有無だけ確認してから1TBで始めるのも現実的です。

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よくある質問

Q. 1TBでゲームは何本入りますか?

OSや基本ソフトで200GB前後を使うため、実際にゲームへ使える容量は750〜800GB程度です。20〜50GBクラスのゲームなら10〜20本、100GBを超えるタイトルは5〜6本が目安になります。

アップデートで容量が増えることも多いため、常に余裕を持って管理しましょう。

Q. 2TBはオーバースペックになりますか?

軽量ゲーム専用で録画もしない人には持て余す場合があります。ただし価格差は1〜2万円程度のことが多く、余裕を持って使えることを考えるとオーバースペックと言い切れません。

用途が広がったとき・長く使う前提なら2TBは無駄にならない選択です。

Q. 後からSSDを増設する方が安いですか?

増設SSD単体の価格は安くなっていますが、作業の手間・スロット空き確認・相性確認などの負担があります。初心者には増設作業のハードルが意外に高いことも多いです。

注文時のカスタマイズ費用と増設費用を比較して、迷うなら注文時にカスタマイズする方が手間が少ないです。

Q. 外付けSSDにゲームを入れてもいいですか?

録画データや使用頻度の低いゲームの保存には向いています。ただし、USB接続の外付けSSDはNVMe内蔵SSDより速度が落ちるため、メインで遊ぶゲームのインストール先としては内蔵SSDが望ましいです。

「普段遊ばないゲームはとりあえず外付けへ」という使い方は有効です。

Q. Cドライブはどれくらい空けるべきですか?

一般的に全容量の15〜20%程度の空きを残すのが望ましいとされています。1TBなら150〜200GB、2TBなら300〜400GB程度が目安です。

空き容量が少なくなるとSSDの書き込み速度が低下することがあります。ゲームが増えてきたら定期的に不要なファイルを整理しましょう。

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まとめ|迷ったら1TB、長く使うなら2TB

購入前の最終確認

  • 1TB:大多数の初心者に向く標準選択。録画・MODが少ないなら十分
  • 2TB:録画・MOD・複数タイトル・長期利用を想定するなら最初から選ぶ
  • 500GB:軽量ゲーム専用・予算最優先の人のみ。初心者には非推奨
  • GPU・メモリより先にSSD容量だけ増やすのは優先順位として低い
  • 増設前提で買う場合は、M.2スロット空き数を購入前に確認する

判断に迷う場合は、まず1TB搭載モデルを基準にして、録画・MOD・大型ゲームを多く使う人だけ2TBカスタマイズを比較してください。

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