オズゲーミング(OZ Gaming)の評判・口コミを徹底解説|安い理由と買うべき人・やめとくべき人【2026年版】

「オズゲーミングって安いけど大丈夫?」「なぜここまで安いのか怪しい」
2023年設立の新興BTOメーカー・オズゲーミング(株式会社オズテック)について、こういった疑問を持つ方は多いです。
実際に公式サイトのスペックを調査した結果、「安さの理由」は明確で、メリットとリスクの両方が存在します。

この記事では実際の販売スペックをもとに、なぜ安いのか・内部パーツの実態・他BTOとの比較・買うべき人とやめとくべき人を客観的に解説します。

【結論】オズゲーミングは買いか?見送りか?

【結論】オズゲーミングはこんな人に向いている

おすすめできる人:予算を最優先にしてRTX 5060系が欲しい/出荷速度を重視する/自分でパーツを調べられる中級者以上

向かない人:初心者でサポートを重視する/長期運用(3年以上)を想定する/CPU性能重視の用途(配信・動画編集)

※ 全モデルがRyzen 7 5700X(2020年発売・AM4世代)搭載。RTX 5000系GPUに対してCPUが旧世代であることを理解した上で購入を検討すること。

この記事でわかること

オズゲーミング(OZ Gaming)とは

項目 内容
正式名称株式会社オズテック(OZgaming)
設立2023年10月(2026年4月時点で設立約2年半)
所在地千葉県富里市中沢408-1
代表代表取締役 森 力也
従業員数15名(小規模)
販売実績15,000台以上(公式発表)
主な取引先㈱アスク・MSI・㈱NEWX(国内正規代理店経由)
出荷スピード標準2〜3営業日(即日出荷モデルあり)

設立2年半で従業員15名という小規模体制が価格の安さの根本的な理由のひとつです。
ドスパラ(従業員1,000名超)やマウスコンピューター(同400名超)と比べて、広告費・サポートコストが桁違いに少ないため、その分を価格に還元できます。
取引先に㈱アスク・MSIの正規代理店が入っているため、パーツ自体は正規ルートで仕入れていると確認できます。

なぜ安いのか|価格を下げている3つのポイント

① CPUが旧世代(Ryzen 7 5700X・AM4)で統一されている

2026年現在、BTOの主流CPUはAM5世代(Ryzen 7 9700X / Ryzen 5 9600X等)です。
オズゲーミングの主力モデルは全てRyzen 7 5700X(2020年発売・AM4世代)で統一されています。
5700Xはシングルコア性能が9700Xより約15〜25%低く、RTX 5060 Ti搭載モデルでは戦闘シーンやマルチプレイでCPUボトルネックが発生しやすい構成です。
旧世代CPUを大量仕入れすることでコストを大幅に抑えているのが安さの主因です。

② マザーボードがB550M(Micro-ATX・エントリーグレード)

ASUS PRIME B550M-A / MSI B550M PRO-VDHはともにB550チップセットのMicro-ATXモデルです。
B550の問題点はAM4ソケット専用のため、将来Ryzen 9000系以降のAM5 CPUへの換装が一切できない点です。
CPUやMBを将来アップグレードしようとすると、実質的にPC丸ごと買い替えになります。

③ 電源が80PLUS Bronze(最低認証グレード)

全モデル共通で電源が650W・80PLUS Bronze認証です。
80PLUS認証の中でBronzeは最低ランクで、変換効率が低く発熱しやすい特性があります。

認証 変換効率(50%負荷時) 長時間稼働での安定性
80PLUS Bronze82%普通。長時間高負荷で発熱しやすい
80PLUS Gold87%安定。大手BTOの標準グレード
80PLUS Platinum90%高安定。ハイエンド構成向け

RTX 5060 Ti搭載モデルで長時間配信・ゲームをする場合、Gold認証以上の電源を使用している大手BTOと比べて電源の熱による経年劣化リスクが高い点は認識しておく必要があります。
ただし購入時にオプションで750W〜1250WへのアップグレードとGold認証への変更が可能なモデルもあります。

主要モデルの内部パーツ徹底評価

項目 H17(¥149,800) Z1(¥192,000) P30(¥209,800)
CPURyzen 7 5700XRyzen 7 5700XRyzen 7 5700X
GPURTX 5060 8GBRTX 5060 Ti 8GBRTX 5060 8GB
マザーボードASUS B550M-A
△ エントリー
ASUS B550M-A
△ エントリー
MSI B550M PRO-VDH
△ エントリー
メモリCorsair DDR4 3200MHz
8GB×2(16GB)
Corsair DDR4 3200MHz
16GB×2(32GB)
DDR4 3200MHz
16GB×2(32GB)
ストレージNVMe Gen3 500GB×2
△ Gen3・旧世代
NVMe Gen4 1TB
○ Gen4
NVMe Gen4 1TB
○ Gen4
電源650W Bronze
△ 最低認証グレード
650W Bronze ATX3.1
△ 最低認証グレード
650W Bronze ATX3.1
△ 最低認証グレード
保証1年(延長オプションあり)1年(延長オプションあり)1年(延長オプションあり)
総評メモリ16GB・SSDがGen3の点が弱いRTX 5060 Tiが最大の強みZ1より高いのにGPUが下位

特に注意:P30(¥209,800)はZ1(¥192,000)より17,800円高いにもかかわらず、GPUがRTX 5060(Z1はRTX 5060 Ti)でメモリ規格も同等です。
ケースのデザイン差以外でZ1よりP30を選ぶ理由は薄いため、この価格帯ならZ1を選ぶことを強く推奨します。

他BTOとの比較|ドスパラ・マウス・フロンティアと何が違うか

ショップ 15〜20万円台の主流CPU 電源グレード 保証 サポート体制
オズゲーミングRyzen 7 5700X(AM4・旧世代)80PLUS Bronze1年(延長オプション)従業員15名・小規模
ドスパラRyzen 5 7600 / Core i5-14400F(AM5・現行)80PLUS Bronze〜Gold1年(有料延長)全国実店舗あり
マウスコンピューターCore i7-14700F / Ryzen 7 7700(現行世代)80PLUS Gold以上1年(無料)24時間サポート・実店舗
フロンティアRyzen 5 9600X / Core i5-13400F(現行〜前世代)80PLUS Gold1年(有料延長)電話・メール対応
パソコン工房Core i5-14400F / Ryzen 5 7600(現行)80PLUS Bronze〜Gold1年全国実店舗あり

最大の差はCPU世代です。
同価格帯でドスパラ・フロンティアはAM5世代(Ryzen 9000系)を搭載するモデルが増えています。
AM5世代はDDR5メモリ・PCIe 5.0対応で将来3〜4年のアップグレード余地があります。
オズゲーミングのAM4(B550)は拡張余地がほぼなく、「今安く手に入れる」以外の長期メリットは薄い点を理解しておく必要があります。

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メリット・デメリット

メリット

  • 価格が安い:RTX 5060 Ti搭載モデルが19.2万円(Z1)は同GPU帯の大手BTOと比べて2〜5万円安い水準
  • 出荷が早い:標準2〜3営業日・即日出荷モデルあり。大手BTOで納期1〜2週間かかる場合と比べて早い
  • 梱包品質が高評価:購入者からの口コミで梱包の丁寧さは繰り返し好評
  • カスタマイズの自由度:メモリ・電源・OS・ストレージを注文時に細かく変更可能。電源のBronze→Goldアップグレードもオプションで対応
  • 正規代理店経由のパーツ:㈱アスク・MSIとの取引実績があり、粗悪な中古・並行輸入品リスクは低い
  • Corsairメモリ搭載:メモリは信頼性の高いCorsair製を採用(ノーブランドメモリより安心)

デメリット

  • CPUが旧世代(5700X):2026年時点で5年前の設計。RTX 5060 Ti搭載モデルとのCPU世代ミスマッチが気になる
  • 将来の拡張性がない:AM4(B550)はRyzen 5000系が上限。CPUアップグレード時はPC全体の買い替えが必要になる
  • 電源が80PLUS Bronze:長時間稼働・高負荷時の発熱・経年劣化リスクが大手の80PLUS Gold搭載機より高い
  • サポート体制が小規模:従業員15名。故障対応・修理の待ち時間が大手と比べて長くなる可能性がある
  • 設立2年半で実績が浅い:5年・10年単位の長期サポート実績がない。極端に安い新興メーカーは廃業リスクもゼロではない
  • 標準保証が1年:大手が1〜3年の無償保証を提供しているのに対し、延長は有料オプション

買うべき人・やめとくべき人

買うべき人 やめとくべき人
  • 予算が最優先で、とにかく安くRTX 5060系が欲しい
  • スペックを自分で判断できる中級者以上
  • 2〜3年の使い切りを想定している
  • 届くまでの速さを重視している(2〜3営業日)
  • 自分でパーツ交換・電源換装ができるユーザー
  • 初めてのゲーミングPCでサポートを重視する初心者
  • 長期運用(3〜5年以上)を前提に購入する人
  • 配信・動画編集でCPU性能も重視する人
  • 故障時に丁寧なサポートを期待する人
  • メーカーの安定性・実績を重視する人

NG構成チェック|買う前に必ず確認すべきモデル

⚠️ 以下の構成・条件には特に注意

① H17モデル(¥149,800)のSSD構成:Gen3 500GB×2枚(計1TB)。Gen4 1枚より読み込み速度が劣る上、Gen3は現在のゲームでロード時スタッターが起きやすい

② P30モデル(¥209,800)はコスパ最悪:Z1(¥192,000)よりGPUが下位(RTX 5060)なのに価格が高い。ケースのデザイン以外でZ1を超えるメリットがない

③ 電源をBronzeのまま購入:RTX 5060 Ti + 配信・長時間プレイを想定するなら、オプションで750W以上のGold認証電源へのアップグレードを強く推奨

④ メモリ8GB構成(H17標準):2026年のゲームで8GB×1は非推奨。注文時に16GB×2(32GB)へのアップグレードを検討する

コスパ評価|同価格帯で何が得られるか

Z1モデル(¥192,000)をベースに同価格帯の大手BTOと比較した場合の評価です。

評価項目 オズゲーミング Z1 同価格帯の大手BTO
GPU性能◎ RTX 5060 Ti△〜○ RTX 5060〜5060 Ti(モデルによる)
CPU性能✕ Ryzen 7 5700X(旧世代)○ Ryzen 5 9600X〜Ryzen 7 9700X
メモリ○ DDR4 32GB(Corsair)○ DDR4/DDR5 16〜32GB
電源△ 80PLUS Bronze○ 80PLUS Gold(大手標準)
将来の拡張性✕ AM4で換装不可○ AM5対応モデルあり
サポート・保証△ 従業員15名・1年保証○ 実店舗・電話対応あり
出荷速度◎ 2〜3営業日△ 1〜3週間のケースも

「GPU性能と価格だけで判断するならコスパは良い。CPU・サポート・将来性を含めた総合評価では大手BTOに劣る」というのが正直な評価です。

長期運用(2〜3年)の視点で評価すると

2〜3年後(2028〜2029年)を想定した場合の見通しです。

  • GPU(RTX 5060/5060 Ti):2028〜2029年でも1080p・中設定でほとんどのゲームに対応できる見込み。このパーツの将来性は問題ない
  • CPU(Ryzen 7 5700X):2026年時点ですでに旧世代。2028年以降の重量級ゲームで処理不足になる可能性がある。戦闘時のfps低下リスクは3年後に顕在化しやすい
  • 電源(80PLUS Bronze):毎日長時間使用した場合、Bronze電源は3〜4年でコンデンサ劣化が始まるケースがある。購入時にGold認証へのアップグレードを推奨
  • メーカーとしての継続性:設立2年半・従業員15名という規模では、5年後の保証対応・パーツ調達が継続できるかの確約はできない

「2〜3年使い切りのつもりで買うなら許容範囲。5年以上の長期運用を前提にするなら大手BTOを選ぶべき」というのが正直な評価です。

信頼性評価|新興メーカーのリスクをどう判断するか

  • 良い点:正規代理店(㈱アスク・MSI)との取引が確認でき、粗悪品を使うリスクは低い。販売実績15,000台以上という数字は設立2年半としては多い部類
  • 懸念点:LINEサポートが主体で電話・実店舗がない。故障時に現物を持ち込めず、郵送修理のみになる。従業員15名での修理対応はキャパシティに限界がある
  • 新興BTOメーカー共通のリスク:急成長の裏返しとして、数年後に廃業・サービス終了になった事例が業界では複数ある。長期保証の価値は会社の継続性に依存する

安いBTO全般で気をつけるべき点は安いBTOゲーミングPCの罠でも詳しく解説しています。

まとめ|結局、オズゲーミングは買いか?

オズゲーミングの評価を一言でまとめると、「GPUコスパは良いが、CPUの旧世代化・サポート体制の弱さ・将来性のなさをどこまで許容できるか次第」です。

こんな人は「買い」 こんな人は「見送り」
  • Z1モデル(RTX 5060 Ti・32GB)で電源をGoldオプションに変更して購入する
  • 2〜3年の使い切り前提
  • スペックを自分で判断できる
  • とにかく今すぐ安く手に入れたい
  • PCが初めてでサポートに不安がある
  • 5年以上の長期運用を想定
  • 配信・動画編集でCPUも使う
  • 万全なアフターサポートが必要

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