この記事の結論
- ゲームはSSDに入れるのが基本。CかDかよりドライブの種類が大事。
- CドライブのみSSDなら、そのままCに入れてOK。ただし空き容量は20〜30GB以上残すこと。
- DドライブもSSDなら、ゲームはDドライブで管理すると整理しやすい。
- DドライブがHDDなら、よく遊ぶゲームはCドライブのSSD側を優先する。
「ゲームはCドライブとDドライブのどちらに入れればいいですか?」という質問は、ゲーミングPC初心者からよく聞かれます。
結論から言うと、CかDかという名前は関係なく、「SSDかHDDか」「空き容量はあるか」の2点が重要です。
この記事では、ドライブの選び方と実際の保存先設定の方法をわかりやすく解説します。

ゲームはCドライブとDドライブどっちに入れるべき?
正解は「どちらのドライブがSSDか」によって変わります。ドライブ名そのものに意味はなく、接続されているストレージの種類が大切です。
CドライブしかSSDがない場合
BTOゲーミングPCで最も多い構成です。SSDが1本だけ搭載されており、そのドライブがCドライブになっています。
この場合はゲームもCドライブにインストールして問題ありません。ただし、Windowsやシステムファイルも同じドライブに入っているため、空き容量が少なくなると動作が不安定になりやすいです。
- 空き容量は常に20〜30GB以上を目安に維持する
- 不要なゲームはアンインストールして空き容量を確保する
- 容量が足りなくなったら外付けSSDや増設を検討する
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DドライブもSSDの場合
SSDが2本搭載されているゲーミングPCでは、1本目がCドライブ(OS用)、2本目がDドライブ(データ用)として割り当てられていることが多いです。
この場合は、ゲームをDドライブにインストールするのが便利です。OS用のCドライブとゲームを分けることで、Windowsのアップデートやシステムファイルがゲームの空き容量を圧迫しにくくなります。
DドライブがHDDの場合
SSD(Cドライブ)とHDD(Dドライブ)の組み合わせで出荷されているPCもあります。
この場合、よく遊ぶゲームはSSDのCドライブへ、あまり起動しないゲームや大量の録画データはHDDのDドライブへ保存するのがおすすめです。
HDDはSSDより読み込みが遅いため、毎日起動するゲームをHDDに入れるとロード時間が長くなる場合があります。
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CドライブとDドライブの違い
ドライブ名を正しく理解すると、保存先の選び方が分かりやすくなります。
CドライブはWindowsが入る場所
Cドライブは、パソコンを起動するために必要なWindowsのシステムファイルが入っているドライブです。
ゲーミングPCを最初に電源を入れたとき、Windowsが起動できるのはCドライブにOSが入っているからです。削除や移動をしてはいけないファイルが多く、空き容量を十分に確保しておく必要があります。
Dドライブはデータ保存用に使われやすい場所
Dドライブはシステムとは独立したデータ保存用として使われることが多いドライブです。ただし、あくまでWindowsが「2番目のドライブ」をDと呼ぶだけで、SSDかHDDかという種類は別の話です。
Dドライブにゲームを入れても問題ありませんが、HDDのDドライブへゲームを入れるとロードが遅くなる点には注意が必要です。
ドライブ名より中身の種類が大事
重要なのはCかDかという名前ではなく、そのドライブがSSDかHDDかという点です。
BTOパソコンの仕様書や、Windowsの「ディスクの管理」画面でドライブごとの種類と容量を確認してから判断するのが確実です。
保存先別のメリット・注意点
| 保存先 | 向いている使い方 | メリット | 注意点 | 初心者向け判断 |
|---|---|---|---|---|
| CドライブのSSD | 毎日遊ぶメインゲーム | 速度が出る、設定が簡単 | OS共用で空きが減りやすい | SSD1本構成ならここ |
| DドライブのSSD | 複数タイトルの管理 | Cドライブを圧迫しない | 空きスロットと規格の確認が必要 | 2本SSD構成ならここ |
| DドライブのHDD | サブゲーム・録画データ | 大容量でコスパが良い | ロードが遅い、SSDより壊れやすい | 頻繁に遊ばないゲームのみ |
| 外付けSSD | 一時保管・録画データ | 分解不要で手軽に増設 | 内蔵より若干速度が低め | 増設を急ぎたい場合に有効 |
SteamやEpic Gamesの保存先を変える方法
ゲームクライアントでは、インストール先ドライブを自分で指定できます。
Steamライブラリを追加する
1Steamを起動し、上部メニューから「Steam」→「設定」を開く
2「ストレージ」タブを選択する
3「+」ボタンまたは「ライブラリフォルダーを追加」からDドライブなど別のドライブを選ぶ
4追加したライブラリが表示されたら、新しいゲームのインストール先として指定できる
Epic Gamesで保存先を指定する
Epic Gamesランチャーでは、ゲームのインストール時に「参照」ボタンからインストール先フォルダを選択できます。デフォルトは「C:\Program Files\Epic Games」になっているため、Dドライブへ変更したい場合はインストール前に変更しておきましょう。
すでに入れたゲームを移動する考え方
Steamでは「ストレージ管理」画面からゲームを別のライブラリへ移動できます。ゲームの再インストールは不要で、設定からドラッグや移動操作で切り替えることができます(2026年5月時点)。
Epic Gamesはゲームを別の場所へ移動する際、手動でのフォルダ移動後にランチャーで再認識させる手順が必要な場合があります。公式ヘルプで最新の手順を確認してください。
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Cドライブにゲームを入れすぎるとどうなる?
Cドライブの空き容量が少なくなると、次の3つのトラブルが起きやすくなります。
アップデートが入らない
ゲームもWindowsも、アップデートには一定の空き容量が必要です。Cドライブが満杯に近い状態だと、アップデートが途中で失敗したり、適用できない状態になる場合があります。
Windowsの動作が不安定になりやすい
Windowsは「仮想メモリ」として空きドライブ領域を一時的に使う場合があります。Cドライブの残量が少ないと、この仮想メモリが確保できず、PC全体の動作が重くなるケースがあります。
録画や一時ファイルでさらに圧迫する
ゲーム中の画面録画データや一時キャッシュもCドライブに保存される場合があります。特に録画データは1時間あたり数GBになることもあり、気づかないうちに容量を圧迫することがあります。
録画の保存先は別ドライブへ変更しておくと安心です。
初心者におすすめの保存ルール
使い方に迷ったら、以下の3つのルールを基本にすると管理しやすくなります。
よく遊ぶゲームはSSD
毎日起動するゲームはSSDに入れておくと、ロード時間が短く快適にプレイできます。CドライブでもDドライブでも、SSDに入れることが最優先です。
たまに遊ぶゲームは別ドライブ
月に数回しか起動しないゲームは、HDDのDドライブや外付けSSDに移しても問題ありません。ロードが多少遅くなっても、プレイ頻度が低いなら許容範囲です。
SSDの空き容量を確保するためにも、よく遊ぶゲームと区別して管理するのが効率的です。
録画データはゲーム本体と分ける
配信や録画を行う場合、録画ファイルの保存先をゲーム本体と同じドライブにすると空き容量の消費が早まります。
録画ファイルは容量が大きいため、できる限り別のドライブやフォルダに保存先を分けておくことをおすすめします。
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よくある質問
まとめ
CドライブとDドライブの使い分けまとめ
- ✓ゲームの保存先は「SSDかHDDか」が優先。CかDかという名前は関係ない。
- ✓SSD1本(Cドライブのみ)なら、ゲームはCドライブに入れてOK。空きは20GB以上確保。
- ✓2本目のSSDがあるなら、ゲームはDドライブで管理するとCドライブを圧迫しない。
- ✓DドライブがHDDなら、頻繁に遊ぶゲームはCドライブのSSDを優先する。
- ✓録画データはゲーム本体と別フォルダ・別ドライブに保存すると容量管理が楽になる。
