「鳴潮を最高設定でヌルヌル動かしたいけど、どのくらいのPCが必要?」
「今のPCでどの設定まで快適に遊べるか知りたい」
このページでは鳴潮(Wuthering Waves)を快適にプレイするための必要スペックを、解像度・fps別・予算別にまとめます。
先に結論から言うと、フルHD 60fps快適プレイはRTX 5060(予算10〜13万円)、最高設定120fpsを目指すならRTX 5060 Ti(予算15〜18万円)が現実的なラインです。
公式推奨スペックのRTX 2060は2019年発売の旧世代であり、2026年現在の最高設定・新マップには実用指標として機能しません。
このページで現在の基準に合わせたスペックを確認してください。
鳴潮(Wuthering Waves)とは?PC版の特徴
『鳴潮(めいちょう)』はKurogame(クログーム)が開発したオープンワールドアクションRPGです。
2024年5月のサービス開始以降、日本・アジアを中心に多数のプレイヤーを獲得しています。
スマホでもプレイできますが、PC版はテクスチャ解像度・エフェクト・フレームレートが大幅に強化されており、ゲームの本領を発揮できます。
PC版の特徴は以下のとおりです。
・120fps上限に対応(スマホは最大60fps)
・Lumenレイトレーシング対応(光源・影のリアルタイム計算)
・Ver 2.6でDLSS 4(Multi Frame Generation)に対応
・ジャスト回避・パリィが重要なアクション性のため、高fps環境での優位性が大きい
公式スペックと「本当に必要なスペック」の違い
鳴潮の公式スペックはリリース当初の2024年に設定されたもので、Ver 2.0以降の新マップ追加やLumen最適化を経た現在では実用指標として使えません。
以下の表で公式値と2026年の実用目安を比較します。
| 項目 | 公式最低 | 公式推奨 | 実用推奨(2026年) |
|---|---|---|---|
| CPU | Core i5-9400F | Core i7-8700 | Ryzen 7 9700X以上 Core i7-14世代以上 |
| GPU | GTX 1060 6GB | RTX 2060 | RTX 5060以上(60fps目安) RTX 5060 Ti以上(120fps目安) |
| メモリ | 16GB | 16GB | 32GB推奨 |
| ストレージ | SSD 25GB | SSD推奨 | NVMe Gen4 SSD 1TB以上 |
公式推奨のRTX 2060は現在のLumen最高設定では60fps維持が困難です。
新マップ(穂波市・ラハイロイ等)ではCPU負荷も高くなっており、CPU選択も重要になっています。
解像度・fps別の必要GPUまとめ
「どのGPUでどのくらい動くか」を解像度・設定別に整理しました。
購入前の目安として活用してください。
| プレイ目標 | 推奨GPU | BTO予算目安 |
|---|---|---|
| フルHD 中設定 60fps | RTX 5060 | 10〜13万円 |
| フルHD 最高設定 60fps安定 | RTX 5060 | 12〜15万円 |
| フルHD 最高設定 120fps(目標) | RTX 5060 Ti | 15〜18万円 |
| WQHD(1440p)最高設定 | RTX 5070 | 20〜27万円 |
| 4K 最高設定 | RTX 5070 Ti以上 | 30万円〜 |
120fpsにはCPU選びも重要|Ryzen 5では達成できない
鳴潮で120fpsを安定させるには、GPUだけでなくCPU性能も重要な条件があります。
AMD Ryzen 5シリーズでは120fps設定が利用できない制限が報告されており、AMD環境で120fpsを目指すにはRyzen 7 9700X以上が必要です。
ゲーム性能に特化したRyzen 7 9800X3D(3D V-Cache搭載)は、鳴潮のような広大なオープンワールドでCPUボトルネックを最小化できる最有力候補です。
「GPUはRTX 5060 Tiにしたのに120fpsが出ない」という場合、CPUが原因のボトルネックを疑ってください。
鳴潮が重い理由|Lumenレイトレーシングとは
鳴潮はUnreal Engine 5の「Lumen」というリアルタイムグローバルイルミネーション技術を採用しています。
Lumenは光の反射・影・間接照明をリアルタイム計算するため、映像の美しさが大幅に上がる反面、GPU負荷が非常に高くなります。
最高設定(Lumen有効)は、同価格帯の他タイトルと比べてGPU消費が1.5〜2倍になることがあります。
「推奨スペックを満たしているのにカクつく」という報告の多くがこれが原因です。
快適なプレイのためにはGPUスペックに余裕を持たせることが重要で、公式推奨のRTX 2060では現状不十分です。
DLSS 4対応でスペックが足りなくても快適になる
鳴潮はVer 2.6でNVIDIAのDLSS 4(Multi Frame Generation)に対応しました。
DLSS 4はAIで中間フレームを生成してfpsを補完する技術で、RTX 5000シリーズ(Blackwell世代)で最大の効果を発揮します。
たとえばRTX 5060でLumen最高設定60fps前後だった環境に、DLSS 4を適用すると90〜120fps前後になるケースがあります。
ただし生成フレームには僅かな遅延が伴うため、ジャスト回避・パリィなど入力精度が重要な場面では設定調整が必要です。
「映像を綺麗にしながら高fpsで楽しみたい」という用途では非常に有効な機能です。
予算別おすすめBTO構成
10〜13万円|フルHD 60fps快適プレイ
RTX 5060搭載モデルが対象です。
フルHD最高設定では60fps前後、Lumenを無効化(高設定)にすれば安定した60fps以上が出やすくなります。
「まずは鳴潮を快適に遊びたい」「他のFPS・ソウルゲームも並行する」という用途に向いています。
| パーツ | 目安 |
|---|---|
| GPU | RTX 5060(フルHD 中〜高設定 60fps安定) |
| CPU | Ryzen 7 5700X / Core i5-14600KF |
| メモリ | 16GB〜32GB推奨 |
| SSD | NVMe 1TB |
15〜18万円|フルHD 最高設定 120fps(推奨構成)
RTX 5060 Ti(VRAM 16GB)搭載モデルが対象です。
Lumen有効の最高設定で安定60fps以上、DLSS 4と組み合わせれば120fps前後が狙えます。
16GB VRAMは将来の重量級タイトルや新マップ追加にも余裕があり、3〜4年使い続けるつもりなら最もコスパが高い選択肢です。
| パーツ | 目安 |
|---|---|
| GPU | RTX 5060 Ti(16GB) |
| CPU | Ryzen 7 9700X / Core i7-14700 |
| メモリ | 32GB DDR5 |
| SSD | NVMe Gen4 1TB |
この価格帯はコスパ最重視ならフロンティアの不定期セールが狙い目です。
RTX 5060 Ti搭載モデルが大型セール時に15万円を切るケースがあります。![]()
25万円以上|最高画質 120fps張り付き・WQHD対応
RTX 5070 Ti以上搭載モデルが対象です。
WQHD(1440p)最高設定での120fps安定、4Kでも設定を調整すれば快適にプレイできます。
「鳴潮の壮大な景観を最高画質で楽しみたい」「大型モニターで遊ぶ予定がある」という用途に向いています。
| パーツ | 目安 |
|---|---|
| GPU | RTX 5070 Ti / RTX 5080 |
| CPU | Ryzen 7 9800X3D(ゲーム特化) |
| メモリ | 32GB DDR5 |
| SSD | NVMe Gen4 1〜2TB |
メモリ・ストレージの選び方
GPUほど話題になりませんが、鳴潮ではメモリとストレージの選択も快適性に直結します。
メモリは32GBを推奨
公式推奨は16GBですが、鳴潮は長時間プレイでメモリ使用量が増加する傾向があります。
Discordやブラウザを並行起動している場合、16GBでは不足する場面があります。
BTOで32GBへの増量は5,000〜10,000円程度のため、最初から32GBを選ぶのが賢明です。
SSDはNVMe Gen4 1TB一択
鳴潮はアップデートのたびに容量が増加しており、現在は数十GBの容量を必要とします。
他タイトルも並行インストールすることを考えると、1TBが最低ラインです。
HDDや低速のSATA SSDでは大規模マップのロード時に体感が著しく悪化するため、必ずNVMe SSDを選んでください。
PC選びで後悔しないためのポイント
① GPUに予算を集中させる
ゲームの映像品質とfpsはGPUで決まります。予算の大部分をGPUに割り振るのが鳴潮においての正解です。
② 120fps目標ならCPUもRyzen 7以上を選ぶ
Ryzen 5では120fps設定が利用できないため、120fpsを目指すならCPU選択で妥協しないことが重要です。
③ DLSS 4はRTX 5000シリーズで最大効果
RTX 4000シリーズでもDLSSは使えますが、Multi Frame Generationの恩恵はRTX 5000シリーズで最大になります。
スペックが不安な場合はDLSS 4を活用することでカバーできます。
④ 旧世代GPUのセール品に注意
RTX 4060などの旧世代GPUがセール品として安く出ることがあります。
価格が安くても鳴潮の最高設定・120fpsには力不足のケースがあるため、型番を確認してから購入してください。
FAQ|よくある質問
Q. 今のRTX 3070で鳴潮の最高設定は動きますか?
A. フルHD最高設定(Lumen有効)で60fps前後は出ますが、新マップや負荷の高い場面では50fps台に落ちることがあります。
Lumenを無効にするか設定を「高」に下げることで安定しやすくなります。
「最高設定で安定した60fps以上」を目指すなら、RTX 5060以上への買い替えが現実的な選択肢です。
Q. スマホ版で十分ではないですか?PC版にする意味は?
A. スマホ版は最大60fps・テクスチャ品質も制限されています。
PC版はLumen最高設定・120fps・高解像度テクスチャに対応しており、鳴潮の世界観を最大限楽しむにはPC版が前提です。
アクション性の高い戦闘も、120fps環境では入力の反応が明確に向上します。
Q. ゲーミングノートPCで鳴潮は快適に動きますか?
A. RTX 5060以上搭載のゲーミングノートであれば動作します。
ただし同スペックのデスクトップと比べてGPU性能が15〜25%低くなるケースが多く、最高設定での120fps維持は難しい場合があります。
長時間プレイの発熱・バッテリー問題も考慮すると、メインでプレイするならデスクトップ推奨です。
Q. 原神・ゼンゼロも一緒に遊ぶ場合のスペックは?
A. 原神・ゼンゼロ・崩壊スターレイルはいずれも鳴潮より軽量です。
鳴潮の要求スペックを満たせば、これらのタイトルは余裕で最高設定で動作します。
複数タイトルを並行するならメモリ32GB・SSD 1TB以上を確保してください。
Q. AMD Radeonのグラボでも鳴潮は遊べますか?
A. RX 9000シリーズなどでも動作します。
ただしNVIDIAのDLSS 4との連携は使えないため、同価格帯のGeForceと比べると鳴潮での恩恵は少ないです。
鳴潮メインでPC選びをするなら、GeForce(RTX 5000シリーズ)を優先してください。
まとめ|鳴潮快適プレイに必要なスペックの結論
鳴潮(Wuthering Waves)のPC選びで重要なポイントをまとめます。
GPU目安:
・フルHD 60fps → RTX 5060(10〜13万円)
・フルHD 最高設定 120fps → RTX 5060 Ti(15〜18万円)
・WQHD 最高設定 → RTX 5070(20〜27万円)
見落としやすい3点:
・120fps設定はRyzen 7 9700X以上のCPUが必要(Ryzen 5では設定不可)
・公式推奨スペック(RTX 2060)は旧世代基準のため参考にしない
・メモリは32GB・SSDはNVMe Gen4 1TBを最初から選ぶ
予算15〜18万円のRTX 5060 Ti搭載モデルが「最高設定 120fps」という目標に対して最もコスパが高い選択です。
コスパ重視ならフロンティアの不定期セール時が狙い目で、同スペック帯が最安値水準になることがあります。
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※スペック・価格情報は2026年4月時点の情報をもとに作成しています。ゲームアップデートや部品相場によって変動します。最新情報は公式サイト・各BTOショップでご確認ください。
用語解説|スペック表を読むために
ゲーミングPC初心者向けに、スペック表で頻出する用語を簡単に解説します。
GPU(グラフィックボード・グラボ)とは?
PCの映像処理を専門に担うパーツです。ゲームの美しさや滑らかさに最も直結します。
「RTX 5060」「RTX 5070」などの数字が大きいほど高性能で、価格も上がります。
鳴潮のようなグラフィック負荷の高いゲームでは、GPUへの予算配分が最重要です。
fps(フレームレート)とは?
1秒間に何枚の画像を表示できるかの数値です。
60fpsなら1秒に60枚、120fpsなら120枚表示されます。
数値が高いほど映像が滑らかになり、鳴潮のようなアクションゲームでは入力の快適さに直結します。
DLSS 4(ディーエルエスエス)とは?
NVIDIAのAI技術によって、低い解像度で描いた映像を高画質に補完する機能です。
RTX 5000シリーズが対応している「DLSS 4 Multi Frame Generation」は、スペックが不足している場合の強力な救済手段になります。
鳴潮はVer 2.6でDLSS 4に正式対応しており、RTX 5060でも活用できます。
X3D(Ryzen X3D)とは?
AMDのCPUに搭載される「3D V-Cache」技術です。
ゲームのデータを一時的に保存するキャッシュ(記憶領域)を大幅に増やしており、ゲーム処理に特化した性能を発揮します。
鳴潮のような広大なオープンワールドでは、通常のRyzen 7と比べてfpsの安定性が大きく向上します。



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