ゲーミングPCのCドライブ容量不足を解消する方法|消していいもの・ダメなもの

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Cドライブ容量不足の対処まとめ

まずやること:

  • 設定アプリで「ストレージ」を開き、何が容量を使っているか確認しましょう
  • ゴミ箱・ダウンロードフォルダ・録画データを整理しましょう
  • ゲームは別ドライブ(DドライブやEドライブ)へ移動を検討しましょう

やってはいけないこと:

  • C:\Windows フォルダを直接削除する
  • よく分からないクリーナーソフトを使う
  • バックアップなしで一括削除する

整理しても繰り返し満杯になるなら、内蔵SSD増設か次のPC購入時に2TB以上の構成を選ぶと根本解決になります。

Cドライブ容量不足で起きる症状

Cドライブの空き容量が少なくなると、ゲームだけでなくWindows全体に影響が出ます。まずは、どんな症状が出るのかを知っておきましょう。

Cドライブの空き容量が少なくなると、ゲームプレイや日常操作にいくつか悪影響が出はじめます。

「急にPCが重くなった」「ゲームが起動しない」という状態は、容量不足が原因のことがよくあります。

まずは代表的な3つの症状を確認しておきましょう。

ゲームの更新が入らない

SteamやEpic GamesのゲームはアップデートのたびにCドライブへ一時ファイルを置きます。

空き容量が少ないと更新途中でエラーが出たり、パッチが当たらないままになることがあります。

「ダウンロードが途中で止まる」「インストールに失敗する」というメッセージが出る場合は、空き容量を真っ先に確認してください。

Windowsが重く感じる

Windowsは動作中に「仮想メモリ」(メモリの代わりにSSDを一時使用する機能)を利用します。

Cドライブの空き容量が100GB未満になると、仮想メモリの確保が難しくなり、全体的なレスポンスが遅くなる場合があります。

ゲームだけでなく、ブラウザや設定画面の操作も重く感じたらストレージの確認が必要です。

録画やスクリーンショットが保存できない

GeForce ExperienceやOBSの録画フォルダ、Windowsのスクリーンショット保存先がCドライブに設定されていると、容量不足で保存に失敗します。

「録画が突然止まる」「スクショが消えている」という場合は、保存先と空き容量をセットで確認してください。

症状が複数ある場合はこちらも参考にしてください:ゲーミングPCの症状別悩み解決ガイド|重い・落ちる・黒い画面の原因7つ

まず確認する場所

容量不足を解消するには、何が容量を使っているのかを先に把握することが大切です。次の3か所を順番に確認してください。

いきなりファイルを削除するより、先に「何がどれだけ容量を使っているか」を把握するほうが安全で効率的です。

ゲーミングPCのCドライブ空き容量を確認しているWindowsの設定画面のイメージ

Windows設定で容量を見る

確認手順

  1. 「スタートメニュー」→「設定」(歯車アイコン)を開く
  2. 「システム」→「ストレージ」を選ぶ
  3. Cドライブの使用量の内訳(アプリ、一時ファイル、ゲームなど)が確認できる

「一時ファイル」の項目が大きければ、その画面から直接削除できます。

「ストレージセンサー」を有効にすると、Windowsが自動で不要ファイルを定期削除してくれます。

SteamやEpicの保存先を見る

SteamとEpic Gamesのゲームは、インストール時に選んだドライブに保存されています。

デフォルトではCドライブに入ることが多いため、容量を圧迫しやすい状態になっています。

Steamでの確認方法

  1. Steamを開き「ライブラリ」からゲームを右クリック→「プロパティ」を選ぶ
  2. 「インストール済みファイル」タブで保存先ドライブとファイルサイズを確認できる

録画フォルダを見る

GeForce Experienceの録画は初期設定で「ビデオ」フォルダ(Cドライブ)に保存されます。

フルHD60fpsで録画すると1時間あたり10〜20GB程度になるため、たまりやすい場所です。

「PC設定」→「ゲーム」→「キャプチャ」からも保存先と使用容量を確認できます。

OBSを使っている場合は、OBS側の「設定」→「出力」→「録画パス」で保存先を確認してください。

消してよいもの・注意が必要なもの

容量の内訳を確認したら、何を整理できるか判断しましょう。以下の表を参考にしてください。

ファイル・フォルダの種類 整理のしやすさ 注意点
ゴミ箱の中身 ◎ 問題なし 本当に不要か確認してから空にしましょう
ダウンロードフォルダ ◎ 問題なし インストール済みのセットアップファイルは削除可
ゲームの録画・スクリーンショット ◎ 問題なし 別ドライブや外付けSSDへ移動が特におすすめ
一時ファイル(Windows設定から) ○ 整理可 設定アプリの「一時ファイル」から安全に削除できます
アンインストール済みゲームの残骸フォルダ △ 確認後可 本当にアンインストール済みか確認してから削除しましょう
ゲームのセーブデータ △ 注意 バックアップを取ってから削除しましょう。Steam Cloudに保存されている場合もあります
C:\Windows フォルダ × 触らない OS本体です。削除するとWindowsが起動しなくなります
Program Files フォルダ × 触らない アプリの本体が入っています。直接削除すると動作不良になります
ドライバ関連フォルダ(NVIDIA/AMD) × 触らない グラフィックスドライバの本体です。誤って消すと画面が映らなくなる場合があります

ゲームを別ドライブへ移動する方法

ゲームが大きな容量を占めている場合、Cドライブから別のドライブへ移動するのが効果的です。

SteamとEpic Gamesでは、再インストールなしで移動できる手順があります。

Steamの場合

手順

  1. Steamを開き「Steam」→「設定」→「ストレージ」を選ぶ
  2. 移動先ドライブがなければ「+」で追加する(DドライブやEドライブを指定)
  3. ライブラリからゲームを右クリック→「インストール済みファイル」→「フォルダを移動」
  4. 移動先ドライブを選ぶと自動でコピー・移動が始まる

移動が完了すると元のフォルダが削除され、空き容量が増えます。

セーブデータはSteam Cloudまたは別フォルダにあるため、ゲーム本体の移動では影響を受けません。

Epic Gamesの場合

手順

  1. Epic Gamesランチャーでゲームの「…」ボタン→「管理」を選ぶ
  2. 「インストール場所」の「変更」をクリックし、移動先フォルダを指定する

注意

Epic Gamesは移動機能がないタイトルや、バージョンによって対応が異なる場合があります。

移動できない場合は、一度アンインストールし移動先ドライブを指定して再インストールしてください。セーブデータは移動前にバックアップを取っておきましょう。

移動できない場合の考え方

一部のゲームはCドライブ固定でインストールされます。この場合は以下を検討してください。

  • 使用頻度が低いゲームをアンインストールしてCドライブを空ける
  • 内蔵SSDを増設してゲーム専用ドライブにする(M.2 NVMe対応のBTOが多い)
  • 外付けSSDをゲーム録画・スクリーンショット専用にして、Cドライブの圧迫を間接的に減らす

SSD増設を検討すべき目安

以下のどれかに当てはまる場合、SSD増設を検討する時期が来ています。

  • 空き容量が常に100GB未満:仮想メモリやゲーム更新に影響が出始める水準です。
  • 大型ゲームを複数同時に入れたい:FF16やサイバーパンク2077は1本で50〜60GBを超えます(2026年5月時点の公式ストア表記を参考)。
  • ゲーム録画やMODを多用する:録画ファイルやMODパックは数十GBになりやすいです。

増設前に確認しておきたいのは、お使いのBTOにM.2スロット(SSDを差し込む場所)が空いているかどうかです。

多くのBTOはマザーボードに2〜3本のM.2スロットがあり、1本は標準SSDが使用中です。もう1本が空いていれば、NVMe SSDを追加できます。

購入時の容量選びで迷っている場合は、こちらの記事も参考にしてください:ゲーミングPCはSSD 1TBと2TBどっち?容量別おすすめBTOと後悔しない選び方

内蔵増設用のM.2 NVMe SSDはAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで購入できます(型番や在庫は購入時に公式ストアで確認してください)。

やってはいけない容量不足対策

容量を空けたい一心で誤った操作をすると、かえって大きなトラブルを招きます。次の3つは絶対に避けてください。

容量不足を素早く解消しようとして、かえってトラブルを起こしやすい操作があります。

以下の3つは初心者が陥りやすいNG例です。

Windowsフォルダを直接削除する

絶対にやってはいけない

C:\Windows フォルダはOSの本体です。中のファイルを削除するとWindowsが起動しなくなったり、動作が不安定になります。

「見慣れない名前のフォルダだから不要かも」という判断はリスクがあります。よく分からないフォルダは触らないのが基本です。

よく分からないクリーナーを使う

注意が必要

「PCを高速化」「不要ファイルを完全削除」をうたうフリーソフトの中には、レジストリや必要なファイルを誤って削除するものがあります。

Windows標準の「ストレージセンサー」や設定アプリの一時ファイル削除機能を使うのが安全です。

バックアップなしで一括削除する

バックアップを先に取る

「どうせ要らないだろう」と判断して一括削除すると、あとでセーブデータや設定ファイルが消えていたと気づくことがあります。

ゲームのセーブデータはSteam Cloudに同期されているものもありますが、Cloud非対応のゲームでは完全に消えます。

大掃除をする前には外付けSSDや別ドライブへバックアップを取っておくと安心です。

よくある質問

Q. Cドライブの空き容量はどのくらい残しておくべきですか?

一般的な目安は100〜150GB以上の空きを確保することです。Windowsの仮想メモリやゲームの一時ファイルはCドライブに書き込まれるため、空きが少ないとパフォーマンスに影響します。

録画やMODを使う場合は、そのデータを別ドライブに逃がすことで実質的な空きを維持できます。余裕をもたせたい場合は200GB以上が安心です。

Q. SteamのゲームをDドライブへ移動するとセーブデータは消えますか?

Steam経由の「フォルダを移動」機能を使う場合、セーブデータはSteam Cloudまたはユーザーフォルダに保存されているため、ゲーム本体の移動では影響しません。

ただし、Steam Cloud非対応のゲームはセーブデータがゲームフォルダ内に入っている場合があります。移動前にセーブデータの保存場所を確認しておくと安全です。

Q. 外付けSSDにゲームをインストールできますか?

USBで接続する外付けSSDにゲームをインストールすることはできます。ただし、USB 3.2 Gen2以上の高速タイプでないとロード時間が内蔵SSDより長くなる場合があります。

外付けSSDはゲーム保存よりも、録画データやバックアップ置き場として使う場面で活躍しやすいです。大型ゲームのメイン保存先には内蔵SSDの増設を検討する方が快適です。

Q. 「ディスクのクリーンアップ」は使っていいですか?

はい、Windows標準の「ディスクのクリーンアップ」は安全に使えます。一時ファイル、縮小表示キャッシュ、ごみ箱の中身などを削除できます。

「システムファイルのクリーンアップ」を実行すると古いWindowsのバックアップも削除できます。Windowsアップグレードから10日以上経っている場合は削除してOKです。

Q. SSD増設はBTOパソコンでもできますか?自分でやって大丈夫ですか?

多くのBTOはM.2スロットが1本以上空いており、増設は比較的簡単な作業です。ただし、作業前に静電気対策(静電気防止手袋や放電)が必要です。

自信がない場合は、保証期間内であればメーカーのサポートや増設サービスを利用する方が安心です。保証が切れている場合は、PC専門店に依頼することもできます。

まとめ

Cドライブ容量不足の解消まとめ

  • Windows設定「ストレージ」で内訳を確認し、一時ファイルを削除しましょう
  • ゴミ箱・ダウンロードフォルダ・録画データを整理しましょう

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