「MDLmakeって安そうだけど何を選べばいいか分からない」「構成を間違えて後悔したくない」
MDLmakeはモデル数が絞られている分、選ぶ基準を間違えると「安くても使えない構成」を買ってしまうリスクがあります。
この記事では用途ごとに正しいモデルを選ぶフロー・失敗パターン・購入前チェックリストを解説します。
MDLmake全体の評判・メリット・デメリットはMDL.make ゲーミングPCレビュー記事で詳しく解説しています。
【結論】MDLmakeはモデル選択が全て
【結論】選び方の原則
MDLmakeは3モデルから選ぶ固定構成スタイルです(大手BTOのような細かいパーツ変更は基本不可)。
つまり「どのモデルを選ぶか」がそのままゲーム体験を決めます。
用途・目標fps・解像度の3つを事前に明確にしてからモデルを選ぶのが最も重要です。
この記事でわかること
- MDLmakeでよくある失敗パターンと回避策
- 用途・fps・解像度で正しいモデルを選ぶ6ステップフロー
- パーツ別の判断基準(数値付き)
- 削っていい項目・削ると危険な項目の基準
- MDLmake特有の「電源型番非公開」リスクの評価
- 2〜3年後の後悔パターンと対策
- MDLmakeの強みはここ|他BTOと何が違うのか徹底解説
- 20万円で組むならこの構成|MDLmake最適解
失敗パターン|まずここを知っておく
⚠️ MDLmakeでよくある失敗パターン4選
① 「安い即納モデル(5700X)」を選んで配信に使おうとした → OBS同時起動でゲームfps激減
② GPUだけ見てRTX 5060モデルを選んだ → 重量級ゲームで144fps未達・1440pで失速
③ パーツ型番が非公開なのを知らずに購入 → 電源品質・マザボグレードを事後に確認できない
④ 1440pモニターと組み合わせる前提でRTX 5060モデルを購入 → GPU性能が不足してfpsが大幅低下
構成決定フロー|Step順に選べば失敗しない
【MDLmake 構成決定フロー】
Step 1:用途を決める
├ ゲームのみ → Step 2へ
└ 配信・動画編集あり → 即納モデル(5700X)は非推奨。エントリー(9600X)以上を選ぶ
Step 2:目標fpsと解像度を決める
├ 1080p・60fps → 即納モデル(5700X + RTX 5060・¥149,800〜)で対応可
├ 1080p・144fps → エントリー(9600X + RTX 5060)が最適
└ 1440p・144fps以上 → ミドルハイ(7800X3D + RTX 5060 Ti)一択
Step 3:GPUの選定(用途別)
├ RTX 5060:1080p 144fps・軽〜中量級FPS向け
└ RTX 5060 Ti:1080p 144fps安定・1440p・重量級ゲーム向け
Step 4:CPUのバランスを確認
├ Ryzen 5 9600X(AM5・6コア):ゲーム専用・コスパ重視
├ Ryzen 7 5700X(AM4・8コア):旧世代。即納の価格メリット狙い専用
└ Ryzen 7 7800X3D(AM5・L3キャッシュ96MB):ゲーム性能最強CPU。重量級・長期運用向け
Step 5:メモリ・ストレージを確認
└ 各モデルの構成を公式サイトで確認。16GB以上・デュアルチャネル必須
Step 6:電源・保証・納期を確認
└ 電源は自社製(認証非公開)。長時間・高負荷用途なら延長保証を推奨(2年+5%・3年+10%)
納期:即納モデル1〜3日 / 通常7〜14日(繁忙期延長の可能性あり)
MDLmakeの3モデル徹底比較
| 項目 | 即納モデル | エントリー | ミドルハイ |
|---|---|---|---|
| 価格目安 | ¥149,800〜 | 要確認 | 要確認 |
| CPU | Ryzen 7 5700X(AM4・旧世代) | Ryzen 5 9600X(AM5・現行) | Ryzen 7 7800X3D(AM5・最高クラス) |
| GPU | RTX 5060 8G | RTX 5060 8G | RTX 5060 Ti 16G |
| 1080p 144fps | △ 軽量ゲームのみ | ○ 多くのゲームで達成 | ◎ ほぼ全ゲーム |
| 1440p対応 | ✕ 不向き | △ 軽量タイトルのみ | ○ 中〜重タイトルも対応 |
| 配信・録画 | ✕ 5700Xがボトルネック | ○ 9600Xなら対応可 | ◎ 最も余裕あり |
| 納期 | 1〜3日(即納) | 7〜14日 | 7〜14日 |
| 将来の拡張性 | ✕ AM4終端 | ○ AM5対応 | ○ AM5対応 |
| こんな人向け | 今すぐ欲しい・予算最優先・軽量ゲーム専用 | 1080p 144fps・幅広いゲーム・コスパ重視 | 1440p・重量級・長期運用・配信あり |
選ぶなら基本はエントリー(9600X + RTX 5060)かミドルハイ(7800X3D + RTX 5060 Ti)の2択です。
即納モデルは「今すぐ安く手に入れたい・軽量ゲーム専用」の限定条件でのみコスパが成立します。
パーツ別チェックポイント|数値基準で判断する
GPU:1080p 144fpsか1440pかで選択肢が決まる
| GPU | 1080p 144fps | 1440p 60fps | DLSS4対応 |
|---|---|---|---|
| RTX 5060 8G | ○ 中量級まで達成 | △ 軽量タイトルのみ | ○ MFG対応 |
| RTX 5060 Ti 16G | ◎ ほぼ全ゲーム達成 | ○ 多くのゲームで可 | ○ MFG対応 |
CPU:ゲームの種類と用途で選ぶ
| CPU | 世代 | ゲーム性能 | 配信・編集 | 拡張性 |
|---|---|---|---|---|
| Ryzen 5 9600X 6コア12スレッド | AM5・現行 | ○ 1080p 144fps安定 | ○ 対応可(同時エンコード可) | ○ AM5・DDR5 |
| Ryzen 7 5700X 8コア16スレッド | AM4・旧世代 | △ 重量級で戦闘スタッターあり | ✕ 配信時fps激減 | ✕ AM4終端 |
| Ryzen 7 7800X3D 8コア・L3 96MB | AM5・現行 | ◎ ゲーム向け最強CPU | ○ 十分な余裕あり | ○ AM5・DDR5 |
電源・パーツ型番:MDLmake特有の注意点
⚠️ MDLmake特有のリスク:パーツ型番が非公開
電源ユニット・マザーボード・SSD・CPUクーラーの型番が公開されていないケースが多いのがMDLmakeの特徴です。
電源は自社製造品を使用しているとされますが、80PLUS認証の有無・認証グレードが確認できません。
これは長期運用・高負荷用途での電源品質を事前に評価できないことを意味します。
対処策:購入前に公式サポートへ問い合わせ、電源仕様の開示を求める。回答があれば電源グレードを確認できます。
削っていい項目・削ると危険な項目
| 項目 | 削ってOK(コスト優先できる) | 削ると危険 |
|---|---|---|
| ストレージ容量 | ○ 1TBで十分。ゲームが増えたら外付けSSD(5,000〜10,000円)で対応 | — |
| 即納(5700X)選択 | ○ 今すぐ欲しい・軽量ゲーム専用の条件に限り許容可 | — |
| GPU グレード | — | ✕ 1080p 144fps → RTX 5060、1440p → RTX 5060 Ti が最低ライン。ここを下げるとfpsが出ない |
| CPU世代 | — | ✕ 即納(5700X)は配信・重量級ゲームで限界。2〜3年後の拡張も不可 |
| 延長保証 | 1〜2年の短期使い切りなら標準1年でOK | 3年以上使うなら延長保証必須。電源型番非公開のリスクを考慮して保証で補う |
用途別おすすめ構成
| 用途 | 選ぶモデル | 理由 |
|---|---|---|
| ライトユーザー (Apex・Valorant・1080p 60fps) | 即納(5700X + RTX 5060) ¥149,800〜 | 軽量ゲーム専用なら5700Xでも十分。今すぐ届く点も利点 |
| 1080p 144fps狙い (幅広いゲームタイトル) | エントリー(9600X + RTX 5060)←推奨 | AM5世代で将来性あり。RTX 5060で多くの1080p 144fps達成。価格とのバランスが最良 |
| 1440p・重量級・長期運用 (Cyberpunk・ARK SA等) | ミドルハイ(7800X3D + RTX 5060 Ti) | 7800X3DはゲームCPUとして最高クラス。RTX 5060 Ti 16GBで1440pも余裕。3〜4年の長期運用を想定 |
| 配信・ゲーム同時進行 | エントリー(9600X)またはミドルハイ(7800X3D) | 9600X(6コア AM5)はOBS配信時の負荷を分散できる。即納(5700X)は絶対に避ける |
NG構成|これだけは避ける
⛔ MDLmake NG選択リスト
NG① 重量級ゲーム目的で即納モデル(5700X)を選ぶ
→ ARK SA・Cyberpunk・UE5系タイトルでCPUボトルネック。戦闘シーンで0.3〜0.5秒のカクつきが頻発
NG② 配信・録画目的で即納モデル(5700X)を選ぶ
→ OBS起動でゲームfpsが30〜40%低下。「配信しながらゲームが快適」は実現できない
NG③ 1440pモニターと組み合わせる前提でRTX 5060モデルを選ぶ
→ 1440p 144fpsはRTX 5060では重量級ゲームで達成困難。RTX 5060 Tiが必要
NG④ 延長保証なしで長期運用(3年以上)する
→ 電源型番が非公開のため品質保証は公式保証期間のみ。3年以上なら延長保証で補う
よくある誤解
誤解①「高い構成=自分に最適」
ミドルハイ(7800X3D + RTX 5060 Ti)はMDLmakeの最高構成ですが、
1080p・軽量ゲーム専用・1日1〜2時間のカジュアルユーザーにはオーバースペックです。
「用途に合った最低限のスペックを満たすモデル」を選ぶのがコスパを最大化する方法です。
誤解②「最新パーツ=すべての用途に必要」
Ryzen 7 7800X3Dは2023年発売のCPUですが、2026年現在でもゲーム向け最強クラスです。
「発売が新しいかどうか」ではなく「自分の用途に必要なスペックを満たしているか」が判断基準です。
自作PCとBTOの違い(MDLmakeの場合)
自作PCでは電源・マザーボード・CPUクーラーをすべて自分で選べるため、品質を完全にコントロールできます。
MDLmakeのようなBTOはパーツ選定・組み立て・初期設定が不要な代わりに、電源等の一部パーツを自分で指定できません。
「時間・手間をお金で買う」のがBTOです。電源型番の非公開が許容できるかどうかが、MDLmakeを選ぶ際の分岐点になります。
失敗→改善の具体例
| 失敗した選択 | 起きた問題 | 正しい選択 |
|---|---|---|
| 即納(5700X + RTX 5060)で配信開始 | OBS起動でゲームfpsが60→35fpsに低下。配信映像もカクカク | エントリー(9600X)に変更。同fpsで配信が安定 |
| エントリー(RTX 5060)+1440pモニター購入 | Cyberpunk 2077を1440p高設定で起動したら40fpsしか出ない | ミドルハイ(RTX 5060 Ti)なら1440p 60fps以上で安定 |
| 即納モデルで3年後にCPU換装を検討 | AM4終了でRyzen 9000系に換装不可。マザボごと交換が必要に | エントリー/ミドルハイ(AM5)なら将来的なCPU換装が可能 |
2〜3年後の後悔パターン
- 1年目:「軽いゲームだけのつもりだったのに重いゲームもやりたくなった」→ 即納(5700X + RTX 5060)では重量級に対応できずfps不足
- 2年目:「配信を始めたくなったが5700Xでは無理と判明」→ 最初からエントリー(9600X)にすればよかった
- 3年目:「CPUを換装しようとしたらAM4終了でAM5非対応」→ 即納(AM4)を選んだことへの後悔
- 長期:「電源が突然落ちるようになった」→ 型番非公開の自社製電源で品質が不明。延長保証なしで修理費が実費に
購入前チェックリスト
✅ MDLmake 購入前チェックリスト
□ 用途確認:配信・動画編集なしのゲーム専用であることを確認した
□ GPU選定:1080p 144fps → RTX 5060 / 1440p・重量級 → RTX 5060 Ti
□ CPU確認:即納(5700X)は旧世代。通常配送(9600X・7800X3D)の方が長期性能が高い
□ メモリ:16GB以上・デュアルチャネル構成になっている
□ 電源:型番・認証が非公開の点を許容できるか確認した
□ 納期:即納以外は7〜14日かかる点を把握した
□ 保証:1年以上使うなら延長保証オプションを追加した
まとめ|初心者が選ぶべき構成の型
MDLmakeで失敗しないための基本は「用途を先に決め、その用途に対応できる最低ラインのモデルを選ぶ」です。
| 用途 | 選ぶべきモデル | 延長保証 |
|---|---|---|
| 軽量ゲーム専用・今すぐ欲しい | 即納(5700X + RTX 5060) | 2年未満なら標準1年でOK |
| 1080p 144fps・幅広いゲーム | エントリー(9600X + RTX 5060)← 迷ったらここ | 2〜3年使うなら延長保証追加 |
| 1440p・重量級・配信・長期運用 | ミドルハイ(7800X3D + RTX 5060 Ti) | 3年以上なら延長保証を強く推奨 |
MDLmakeの評判・デメリット・他BTOとの比較はMDL.makeゲーミングPCレビューで詳しく解説しています。
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